.htaccessファイルを使うことでサーバの様々な動作をカスタマイズすることができます。
適用したいディレクトリにファイルをアップロードするだけでいいので、簡単にできます。設定はファイルを置いたディレクトリと、その子のディレクトリ全てで有効になります。
話を簡単にするために(手抜き?)、ここで書いてあることを試すためには大体Apache 1.3くらい:-) が動いていることを条件とします。1.1くらいでも余り問題はないかもしれません。サーバの設定によっては.htaccessが使えなかったり(別の名前である必要があったり)するので、分からない場合はサーバの管理者に聞いてみてください。
「設置方法」という程大げさではないですが、ここで間違えるとファイルの中身が正しくてもエラーになってしまうので注意してください。
.htaccessファイルというくらいですから、まずテキストエディタで「.htaccess」というファイルを作成します。環境によっては「.」で始まる名前を付けることができないこともあるので、その場合は適当な名前で作り、アップロード後に名前を変えることになります。
ファイルを作成し中身を書き終えたら、適用したいディレクトリにアップロードします。ASCII(テキスト)モードでアップロードするか、又は改行コードをLF (UNIX)にして作成したものをバイナリモードでアップロードします。
ファイルを初めてアップロードした場合は、パーミッションがデフォルトのままなので、これを604に設定します。もっと少ない数字が好きな人は404でも可能です。アップロードし直す時に面倒ですが(笑)。(注:グループに権限が必要な場合もあります。その時は640にします。)
.htaccessファイルへのWeb経由のアクセスを禁止するにはアクセス制限の項を参照して下さい。
LIST 150 Opening ASCII mode data connection for file list. -rw-r--r-- 1 :-) :-) 1234 Jan 2 34:56 .htaccess 226 Transfer complete. SITE CHMOD 604 .htaccess 200 SITE CHMOD command successful. LIST 150 Opening ASCII mode data connection for file list. -rw----r-- 1 ;-) ;-) 1234 Jan 2 34:56 .htaccess 226 Transfer complete.
以上で完了です。.htaccessを置いたディレクトリにアクセスしてInternal Server Errorが出る場合は.htaccessファイルの内容が間違っている可能性があるので見直してみて下さい。